2010年11月10日水曜日

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講義1コマ、演習1コマ。

iPad用のスタイラス(プリンストンテクノロジー PIP-TP2B)が届いた。アンチグレアの液晶保護フィルムを貼ったiPad(僕のiPad)上では、サラサラとしたとても素晴らしい書き味に驚く。

講義の時に、ホワイトボードの代わりになるかどうかを試す為に、少し書いてみた(内容は租税の帰着に関するものを適当に書いてみた)。試し書きなので白黒だが、もちろんカラーで書くこともできるし、PenultimateというiPadアプリは、書いたものがそのままVGA出力されてスライド投影されるので、完全にホワイトボードの代用となりうる(しかもUndo&Redoができたり、手書きノートをPDFやPNGで保存&メール送信もできる)。素晴らしい。

パワーポイント(やKeynote)で講義をすることのメリットは、学生さんが後から自力で復習できること、字がきれいなこと(僕のように字が下手な人間にとってはこれは意外に重要)。しかしデメリットもある。それはリアルタイムに図が描かれたり数式展開がなされたりする状況を、学生さんが体感することができないことだ。板書はその点において優位性がある。iPadで手書き投影がスムースにできれば、板書の利点と、書かれた物の保存(&配布)という2つの利点を活かすことができる。難点は、左の手書きノートを見ればおわかりのように、「字の汚さ」であること、これは間違いない(笑)

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