姫路のとある高校まで出張講義。
高校1, 2年生対象だと言うことで、身近な現象から経済学的な思考法を知ってもらおうと思い、3つのなぞなぞを学生さんに投げかける。
『コンビニのアルバイト募集中のチラシにある「昼間と深夜の時給」はどうして違うのか?』
『スーパーマーケットのレジ係は、お金の管理というとても大切な仕事なのに、どうして昨日今日入ったばかりのパートのおばちゃんに任せているのか?』
『どうして「やるぞ」と決めたことがなかなか守れないのか?』
一つ目の謎は価格決定の話に、二つ目の謎は代理人の役割に関するゲーム理論的な話に、三つ目の謎は双曲割引に関する行動経済学の話に結びつけて、経済学の懐の深さをアピールしたつもりだ。
帰りに姫路城でも見て帰ろうかと思っていたけれど、抱えている仕事が未完のままでは気持ちよく観光できないような気がして、結局直帰した。僕の懐はそれほど深くないらしい(笑)
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ある人から貸してもらった本がとても面白かったので、原著で読みたくなり注文する。(Amazonリンクはアフィリエイトではありません)
"Leadership and Self-Deception: Getting Out of the Box" [Amazon Link]
"The Anatomy of Peace: Resolving the Heart of Conflict" [Amazon Link]
普遍的な、至極当然なことを詳しく詳しく説明するということの効用が、模範的に提示されているようで気持ちが良い。(経済学の本ではありません。)
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