2010年9月22日水曜日

0921-0922: ゼミ合宿

21日-22日と1泊2日のゼミ合宿に行ってきた。


2012年度から僕は在外研究期間に入るために、今年は僕の2年生のゼミ生がいない(卒業まで見てやれないので募集しなかった)。だから僕の3年生、そして4年生、そして今年から僕の大学に赴任して来られたUさんの2年ゼミ生さんなどなど、と一緒に、合宿に行った。

今回の合同ゼミでの合宿は、初めてゼミを担当するUさんのゼミ運営の助けになるかもしれないと、僕から(おせっかいにも?)お誘いしたことから企画が始まった。しかし実際にアクティビティや旅行行程を企画するのは、僕のゼミの3回生の合宿委員の学生さんたち。面識のない先生と、面識のない後輩学生が多く参加するということもあって、計画段階から大きな気苦労をかけてしまうことになった。そのストレスも旅行前にはピークとなり、旅行前日に心配で全く眠れなかった合宿委員の子もいたという。僕も少し、お手伝いするべきだったかもしれない。それでも、合宿委員の学生さんたちの底力を信じて、口を出したいところもグッと我慢して、なるべく学生主体の企画運営になるように、見守ることにしたのは大正解だったかもしれない。右も左もわからない2回生の学生さんをうまく取り込んで、自分たちが楽しむことも時には我慢をしながら(委員は花火にも参加せず、その間宴会場のセッティングなどを行っていた)、とても良い旅行をプロデュースしてくれた。

参加した4回生のゼミ生さんの中には、この就職氷河期の中で未だ奮闘中の学生さんも含まれていた。そんな中でも、ゼミのイベントに快く参加をしてくれて、さらには後輩に自分の経験やアドバイスを素直に語ってくれたことが、僕はとても嬉しかった。僕は彼(彼女)らに対して、試行錯誤の連続で大した教育を提供できてはいないのにも拘らず、彼らは出会った頃よりもずいぶんと成長したように思う。それを見る事ができて、否、見せてもらえて、僕はとても感謝している。

1日目は学生さん同士の親交を深めるアクティビティを行い、2日目にはゼミ発表会に出場候補チームのプレゼンテーションの経過報告などを行った。楽しい旅行としても、教育的な研修と場としても、どちらで測ってもとても良い合宿となったように思う。

(1日目夜の宴会では、ここ数年で最高級に笑わせてもらった。まだ残像が…(笑))

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