2010年12月1日水曜日

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講義1コマ、演習1コマ。

演習では、同じ大学のO先生のゼミと合同で、ディベート大会の1回戦を行った。テーマは「日本における解雇規制を緩和するべきである」であり、僕のゼミが否定側、Oゼミが肯定側と分かれて、議論をした。

ディベートの勝敗はともかく(僕のゼミは大敗した)、議論の質の低さに、とても残念な思いがした。準備不足、チーム内での議論不足、論理性のない話し方、言葉遣いの悪さ、などなど、おおよそディベートと呼べる代物ではなかった。ゼミ大会などもあり、今回のディベートの為の準備期間が僅かしかとれなかったことや、就職活動の早期化で、3回生の学生さんが既に就職活動モードになっていることを考慮してもなお、お粗末なものだった。

ディベート大会は、次週も同様に行われる。厳しいコメントをしておいたので、次週はもう少ししっかりとした姿を見せてくれることを期待している。

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論文のレフェリー作業を終え、レフェリーレポートをエディターに提出した。実はこの論文、2回も大幅にリバイズされて、僕は既に「少々のタイポを治したらアクセプト」という旨を通知していた。しかももう一人のレフェリーはまだ納得していない様子で、さらにリバイズされたバージョンの審査を行っていたのだ。何だか少し、以前のバージョンの方が良かった気がしないでもないが、気持ちよくアクセプトを伝えるレターを書いた。他人の論文ではあるが、パブリッシュされるのがとても楽しみだ。

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